高い価値を提供できるサービス業

カメラチェック マネジメント

クラウドソーシングの発達もあり、ちょっとしたバナーやロゴ、サイト制作など、外部に制作依頼するチャネルが豊富になりました。

人よって好みが分かれると思いますが、私が好きな依頼方法は、近いイメージとして見つけてきた他の作品と、依頼したい文字要素をお伝えし、それをもとに簡単なやり取りをする以外は、お任せするするようなやり方です。

欲を言えば、これに加えて途中段階で、方向性を2、3頂いてすり合わせさせてもらうと、余計な心配がなく、満足いく形で終えることが多かったと思います。

工数の分配とクリエイティブの発揮度

私が会社員だった頃、その勤務先は、 依頼相手が社内スタッフであるにも関わらず、依頼する方がほぼ完成形で、資料を用意する文化でした。

私は商品や宣伝物などを企画する部署だった事もあり、依頼側の立場が多かったのですが、工数が非常に大きかったのを覚えています。

これに対して、受託側の工数は少なく、もちろんプロの仕事ではありますが、 ほぼ完成形での依頼のため、意外性があるクリエイティブを感じる機会は、ほぼありませんでした。

この経験は良くも悪くも、私の中に蓄積され、起業後、社外の方に何か依頼する場面では、オリエンテーションが丁寧だといわれましたが、その人独自の、クリエイティブを発揮していただくやり方を、手探りの中で見出してきました。

工場などでの生産の外注と違い、制作系の外注を行う際の課題は、工数の分配と、クリエイティブの発揮度(依頼側が驚く意外性)だと考えています。

もちろん、「誰に依頼するのか」という要素も影響しますが、依頼側の工数が多いと、価格は抑えられるものの、それなりのアウトプットで、受託側の工数が多い場合は、価格が高いものの、意外性を感じる高品質なアウトプットになることが多いようです。

ファミレスと高級レストラン

これは、レストランも同様ではないでしょうか。

ファミレスですと、セルフサービスのドリンクバーに、自分が飲み物を取りに行きますし、備え付けのおしぼりは、薄いビニールに入った、少し広げにくい残念なシートです。。

高級レストランでは、ワインなどをボトルで頼むと、テーブルの横に氷の入ったボトルクーラーを置いてくれて、場合によっては度々、ウェイターさんがグラスに注いでくれますよね。

おしぼりは 、食事前、デザート前、会計前に、いい香りのする、できたてのおしぼりが出てきたりします。

一般消費者向け、法人向けを問わず、大概の業種では、工数削減によるコスト基準の標準サービスか、お客様満足基準の高付加価値サービスのどちらかに収束していくようです。

標準サービスでは、利幅も薄いため、業務を可能な限り定型業務に近づけ、オペレーションを磨くことが課題となります。

しかし、高級レストランでは、料理をどの順番で出すのか、おしぼりも、どのタイミングで出すのかなどの決め事が必要です。

すなわち、高付加価値サービスでも、バックヤードのオペレーションが磨かれていなければ、個別対応とはいえ、お客様が満足するサービスは実現できません。

ここが盤石だからこそ、お客様とセッションするフロントは、笑顔で、相手に合った会話や対応に集中できます。

高付加価値サービス業

バックヤードは、ITが得意な分野ですし、フロントは、相手の立場で考え対応できる素養をお持ちの、一流のサービスマンが活躍できる分野です。

このような特性を活かし、独自の価値を発揮できる、高付加価値サービス業を目指していきたいものですね。